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私のアクティブラーニング-アジサイと土のpH③-

こんにちは!
そろそろヒマワリが恋しくなってきますが、まだまだアジサイを引っ張りますよ!

6月30日に書いた通り、脳内一人会議で決定した実験を行いました。(6月30日の記事)
この実験、悶々として、解決して超スッキリするっていう、やみつきになる快感を久しぶりに得ることが出来ました♡

ということで、実験。
①コントロール:普通の水道水にアジサイを活ける
②実験:クエン酸溶液にアルミニウムを入れ、そこにアジサイを活ける

予想:①…アルミニウムイオンが水にほとんど含まれていないため、花の色は現状維持または薄くなる。
②…アルミニウムイオンが水に豊富に溶け出すため、花の色はより青味を増す。

はい、結果。

なんでや・・・

なんでやねーーーーーーん!!

納得いかーーーーーーん!!!

と声を大にして問いたい。

なんで、アルミニウムイオンをたくさん吸ったであろうアジサイが赤くなるんだ??
もう、なんでだろうと考え過ぎて、食事も喉を通りませんでした。
ごめんなさい、嘘です。

悶々としてる中での、せな先輩の一言。

「でもさ、ブルーベリージャムにレモン入れたら赤くなるのに、アジサイは逆なの?」

あ、それや!!せな先輩、天才!

ということで、①の花から少し拝借して、花を少しつぶし、pH3のクエン酸溶液をかけました。

結果↓


クエン酸溶液処理前


クエン酸溶液処理後(20分くらい放置した後)

細胞が直接低pHに触れた際に、短時間で赤色を呈したことより、せな先輩の説が正しいのではないかと考えます。
すっきりした。
化学と料理のcross-pollination。
だから、科学ってワクワクする。

ま、結論としてはpH3とかやりすぎやから!。
ということで、自分の雑さを露呈したという話ですが笑

これもPDFでまとめてます。

アジサイの色と土のpHの関係-3

〈やま〉

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