既存の展示アイテムであったオーバー・ザ・ギャラクシーは、約20年もの間来館された皆さんに愛され続けてきました。その展示アイテムを全く違う展示物に変更するのではなく、「現代風にバージョンアップさせる」というテーマのもと「フライング・ギャラクシー」は誕生しました。
大画面の迫力ある映像で太陽系惑星間の旅を楽しみながら学習することができ、加速や左右移動といった宇宙船の操縦は両手を使った自身の体の動きで操作します。旅の途中には緊急ミッションもあり、飽きさせないようエンターテインメント性もプラスしながらコンテンツを構成しています。
- 文化施設
薩摩川内市せんだい宇宙館
楽しさと学びを融合した太陽系惑星の学習コンテンツ装置
-
担当者の声
九州支店 設計デザイン課
ディレクション担当者今回は約3ヶ月あまりで1つのデジタルコンテンツを制作するというミッションでしたが、無事に完成形まで漕ぎ着けることができ、ホッとしています。ひとえに薩摩川内市役所の皆様やせんだい宇宙館の皆様のご協力のおかげだと思っています。
コンテンツ内の宇宙船の操縦には、キネクトセンサー(深度センサー)というモーション(人の動作)に反応するセンサーを初めて採用し、プログラマーと試行錯誤しながら取り組みました。最終的に楽しみながら操作できるものに仕上がったのではないかと思います。
リニューアル以前の展示アイテムも人気がありましたが、今回新設した「フライング・ギャラクシー」も、子どもたちに人気の展示アイテムになってくれたらと思っています。
お客様情報
薩摩川内市せんだい宇宙館様
- 業務範囲
- 企画提案/展示・コンテンツ設計/制作/施工
- 規模
- 10㎡(展示アイテム面積)
- 工事期間
- 2023年6月~ 2023年9月
- 所在地
- 鹿児島県薩摩川内市
- 竣工時期
- 2023年10月