施工事例詳細

  • 文化施設

御船町恐竜博物館 
地域の“ 財産”を活かした「町民とともに成長する博物館」

日本で初めて肉食恐竜の化石が発見された御船町。
御船町恐竜博物館は、九州最大規模の骨格展示数を誇る恐竜博物館として2014 年4 月にオープンしました。
常設展示は、「太古の世界の探求」、「白亜紀の御船」、「脊椎動物の進化」、「恐竜たちの世界」、「生命と地球」と題した5 つのテーマで構成され、恐竜に関する貴重な資料や、全身骨格標本がダイナミックに展示されています。また2階はオープンラボが設けられおり、化石のクリーニング作業や収蔵室など、普段はあまり見ることのできない博物館のバックヤードを見学することができます。

恐竜全身骨格標本展示「恐竜進化大行進」(Photo by:Kei Inoue)
「太古の世界の探求」(Photo by:Kei Inoue)
「白亜紀の御船」(Photo by:Kei Inoue)
「脊椎動物の進化」( P h o t o b y : K e i I n o u e )
「生命と地球」(Photo by:Kei Inoue)
  • 担当者の声

    九州支店 設計デザイン課
    トータルディレクション担当者

    基本構想から竣工まで約4 年という長期的なプロジェクトでしたが、御船町の方々や学芸員の先生方にご協力頂き、無事にオープンすることができました。
    私は、企画、設計、映像・システムコンテンツなどのディレクションを担当させて頂きましたが、限られた空間の中で、映像や恐竜標本を如何に魅力的に展示できるかを考えながら展示空間を創り上げていきました。映像撮影では、アメリカまで行き実際の発掘現場を撮影するなど貴重な経験をさせていただき、私自身にとっても学びのある有意義な案件となりました。
    今後も御船町のランドマーク的な施設として、地元の子どもたちや町民の方々に愛され続けながら「成長する博物館」を創り上げ欲しいと思います。

お客様情報

御船町恐竜博物館様
業務範囲
企画提案・展示設計・制作・施工
規模
2,533 ㎡(延床面積)
所在地
熊本県上益城郡御船町
竣工時期
2014 年3 月
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